2ルームテントとはテントとタープ一体化した形状で、寝室とリビングが仕切られていているテントのことです。
2ルームテントを4年間使った感想を簡単にまとめてみました。
2ルームテントのメリット
購入費を抑えられる
テントとタープを別々に購入する必要がないので購入費用を抑える事ができます。
普段デイキャップやBBQなどあまりせず、普段タープを必要としないのであれば2ルームテントで十分と言えます。
レイアウトにあまり悩まない
テントとタープが分かれている場合は、テントの配置やそれに合わせてたタープの貼り方など、いろんな配置(レイアウト)の組み合わせがありますが、
2ルームテントの場合、テントとタープは連結されているので、テントの出入り口を設営前に決めてそれに合わせてサイトに収まるように設営するだけなので配置(レイアウト)をあまり気にする必要はありません。
密閉性が高い
密閉性が高いので虫の侵入を防ぐことができます。
雨の日や寒い日などは、タープ部分を閉めるとシェルターになるので雨風を防ぐことができて快適な空間となり、特に気温が低い時など暖房器具をつけるとシェルター内では暖かく過ごすことが出来ます。
テントとタープが連結されているので雨天時にテントとタープを濡れて移動することはありません。
2ルームテントのデメリット
重くてかさばる
2ルームテントはドームテント+スクリーンタープが連結された状態になるので単純に重いです。
ラウンドスクリーン2ルームハウステントの場合は、ポール合わせた総重量が約20kgにもなります。
腰の弱い私には、テントの持ち運びが非常に苦痛でした。車を横付けできるオートサイトはいいのですが、駐車場から離れているサイトの場合はとても苦労しました。
また、テントとタープ分の布が一つになっているので、テントを畳んでも結構かさばります。
荷室の小さい車の場合はテントの積む場所に苦労するかもしれません。
慣れるまで設営がむずかしい
設営の工数多くまた、テントが大きく重たいので慣れるまで一人での設営が難しいです。
始めて設営する場合は1時間30分から2時間ぐらいの時間がかかると思います。
特に風の強い日は布の面積が広いためにテントが飛ばされやすいので、テントを固定するまで一人では支えるのが非常に困難です。
2ルームテントは設営・撤収には、2人以上が推奨されます。
乾燥させづらい
雨のキャンプの後のテントは必ず乾燥させなくてはなりません。
濡れたまま収納した状態だと、カビや臭い匂いの原因となってしまいます。
キャンプ場で乾かすことが出来たらいいのですが、自宅で乾燥させる場合、布が大きいので乾燥させる場所を確保するのに苦労します。
ベランダで乾かすにしても、テントを綺麗に干すのは難しく、何度も向きや裏表を変えて干す必要があります。
また、自宅では乾燥させた後に、折りたたんで収納させるにもスペースが必要となり収納作業にも苦労します。
まとめ
2ルームテントのメリット、デメリットを簡単にまとめしたが、使い方によってはメリットがデメリットになったりまた、その逆になったりします。
例えば、メリットのところで「レイアウトにあまり悩まない」とありましたが、逆に言えばレイアウトが固定されて自由度が低いとなり、「密閉性が高いので虫の侵入を防ぐ」の反対は一度虫が侵入すると追い出しにくいことになります。
費用の面や家族構成などで選ぶテントを考えないといけませんが、理想のキャンプを自分なり考えて、どのテントがいいのか考える時間はワクワクします。
ちなみに私が初めて購入したテントはコールマンのラウンドスクリーン2ルームハウスでした。
少しでもこのブログが購入の参考になれば幸いです。